初めてのサイン
私に初めて発作が起きたのは20歳の時。
夜寝てる時だったか、眠りそうになった時だったか忘れちゃったけど
ベッドに横になってる時だった。
急に動悸がして、息が出来なくなった。
苦しくて意識が遠くなりそうで、
なんなら少し金縛りにあったような感覚に陥った。
そして(やばい、このまま死ぬかも!)と思って死への恐怖が襲ってきた。
意識朦朧ながらも、横で寝てる旦那に助けを求めたけど、起きてくれなくて
恐怖で涙がいっぱい出てきた。
覚えてるのはそんな感じで、その後どうしたか覚えてないなぁ。
でも苦しいのがおさまって、寝たと思う。
でも、朝起きてから、夜の出来事が何だったのか不安でPCで症状を入力して検索した。
そしたらパニック障害という病気に初めて出会い、衝撃を受けたのを覚えてる。
当時は今ほどメンタルヘルスに対して、世間も自分の周りにも偏見が強くあったと思う。
少なからず私にはあった。
【精神病】と言う言葉は私にとって恐怖だった。
私精神おかしくなったの?!
変な人になったの?!
そんな感じ。
信じたくない気持ちもあって、いや、絶対違う!って思い込んだり、
でも、不安だからまた色々調べて、やっぱり症状が似てて、そうなのかな、ってなったり。
旦那と母親に相談した。
その最初の発作をきっかけに、発作が頻発して、
当時息子がまだ0歳だったと思うけど、旦那が仕事で家に居ない間、
息子と2人なので発作が出たらどうしようって不安もめちゃめちゃあった。